ガバナンスとアカウンタリビリティ

ガバナンスとアカウンタリビリティ
Connect & Thriveを読む(英語のPDF)責任への取り組み
私たちは、業績に結びつくプロジェクトやプログラムを優先すると共に、オーチスの文化を強固なものにし、進化する市場ニーズに適応することで、ビジョンの実現に向けた新たな機会を追求しています。
「持続可能性と責任」を中核の事業に取り入れ、財務実績と競争優位性の向上を促すために、私たちは、事業戦略とビジョンを支えるガバナンスモデルを開発しました。このモデルは、安全・倫理・品質から成る「オーチスの絶対」と行動指針と共に、ステークホルダーや、私たちが暮らし働くコミュニティ全体に価値を生み出しています。
ガバナンスが重要である理由
オーチスは1日に24億人もの人々の移動をサポートしており、そこには大きな責任が伴います。強固なガバナンスを通して、グローバルな規制要件や変化に対応し、そのことが卓越した事業成果とステークホルダーの信頼につながっています。
安全・倫理・品質から成る「オーチスの絶対」は、社員の行動基準を定義し、社員が倫理的で価値観に基づいた意思決定を行えるようにします。「オーチスの絶対」は、私たちを正しい行動へと導き、安全で倫理的で法に則ったビジネスの指針となる原則です。この原則が、オーチスを定義し、方向性を決め、他社との差別化に貢献します。
倫理と誠実さ
私たちは、全てのステークホルダーと、倫理的、合法的、かつ透明性のあるビジネスを行うために、強いコミットメントを持って行動しています。
世界のオーチス社員を対象に、人権、強制労働防止、人身売買禁止、独占禁止、利害の対立、企業データの保護、サイバーセキュリティ、データ保護、ハラスメント禁止、差別禁止、腐敗禁止、贈賄禁止など、倫理をめぐる幅広いトピックについて定期的に研修を行っています。
責任ある購買
事業の混乱やコスト増大のリスクを軽減するため、私たちは幅広い企業と提携し、様々な団体に加盟して、適格なサプライヤーを確保しています。依存リスクを減らし、経営の安定性を高め、責任ある強靭なサプライチェーンを確保しています。
サプライヤーとの購買契約審査時に、持続可能性への取り組みについて確認を取っています。サプライヤーにも、オーチスと同様の基準を満たしてもらうため「サプライヤー行動規範」の遵守を義務づけています。
サイバーセキュリティ、データプライバシー、知的財産
製品・サービスへのサイバーセキュリティの設計・導入を含め、オペレーション全体で厳格なサイバーセキュリティ・ポリシーを実践し、定期的に評価と更新を行っています。
事業を展開する多くの国と地域から集めた個人情報とデータの保護に深く配慮しています。グローバルプライバシー部門が、データ処理業務を定期的に評価し、プライバシー指針を遵守しています。
声をあげる
社員、下請け業者、お客様に対し、不正の疑いがあれば報復を恐れることなく報告するよう促しています。通報があれば、報告の方法や通報者の身元や立場に関係なく、秘密厳守を徹底したプロセスによって調査されます。全てのステークホルダーは、様々な通報チャネルを使い報告することができます。