人とコミュニティ

人とコミュニティ
Connect & Thriveを読む(英語のPDF)人とのつながり
私たちは、アイデアの考案やイノベーションを促す取り組みに尽力しています。社員には、事業戦略に基づいた知識の習得や能力を習得するよう促しています。また、社員はSTEM(科学・技術・工学・数学)学習、ボランティア、寄付活動の実施やサポートを行い、コミュニティとの交流を深めています。
インクルージョンが重要である理由
私たちの事業戦略において、インクルーシブな職場文化を築くことが重要です。この文化の中で、優秀な人材を確保し、イノベーションを促し、社員のキャリア開発を支援し、業績を向上させることに取り組んでいます。それが、全てのステークホルダーに恩恵をもたらします。
能力開発、エンゲージメント、定着
オーチスは、一人の功績によって始まりました。続く数世代のイノベーターたちが、オーチスが作り出した業界の先頭を走り続けました。オーチスでは、社員にアイデアの共有や、新たなスキルの習得、生涯学習を促し、パイオニア精神に富んだ文化を育てています。
「Leading at Otis Academy」の一環である学習・能力開発プログラムは、世界のあらゆるレベルの社員に合わせてカスタマイズされ、部門を超えて幅広い専門スキル、リーダーシップスキルを学び成長する機会を提供しています。ビジネスセンス、財務、営業研修、プロジェクト管理、言語の学習などを通し、社員に成長を促し、会社としての成長を目指します。
オーチス・テクニカル・プログラムは、社員研修の強化における社員の能力・スキルの向上を目指しています。オーチスの能力開発プロセスにより、現場で働く人材の誘致、確保、定着を促すことが可能になります。
アクセシビリティ
障害や能力の違いによる障壁がない社会の実現を支援しています。「Disability:IN」などのパートナーとの連携を通じて、乗客が利用しやすい画期的なモビリティソリューションの設計開発を続けています。オーチスの製品には、視覚障がい者が建物内を移動しやすくする音声ソリューションや、利用者を目的階に誘導する音声アナウンス機能が搭載されています。またエレベーターのかご内外には、対比色の標識や点字パネルなども設置しています。
オーチスは、「Disability:IN」のProcure Access Statement(購買アクセス宣言)に署名しています。これは、障がい者の利便性を考えた技術を購入・提供することにコミットするものです。お客様や乗客にとって、より使いやすく優れた製品・サービスを提供し、インクルーシブな環境の構築に貢献します。
コミュニティ
オーチスには、数十年にわたるパートナーシップとボランティア精神を通してコミュニティに貢献してきた歴史があり、この歴史を、次世代のリーダー、イノベーター、未来のオーチス社員の育成に活かしています。STEM(科学、技術、工学、数学)分野や活力あるコミュニティづくりへの重点的な投資により、持続可能でインクルーシブなモビリティに向けた幅広い課題への対応をサポートしています。
2020年に、オーチスを代表する社会貢献プログラム「Made to Move Communities™」を立ち上げました。このプログラムは、若者に、あらゆる人に向けたモビリティ・ソリューションを提案してもらい、エレベーター業界への参加を促すものです。
危機に見舞われた社員へのサポートを行っています。大惨事は国を超え、前触れもなく起こります。「オーチス社員災害救援基金」によって、大規模な自然災害や人道危機に見舞われた社員は、経済的支援を受けられます。社員なら誰でも基金に寄付を行い、被災者を直接支援することができます。