クルーズ客船

Meyer Group Turku社(フィンランド)およびPapenburg社(ドイツ)により建造

世界有数の造船メーカーがオーチスに依頼した、海洋環境向けの専用製品

次世代のクルーズ客船には、耐久性、信頼性、乗客体験の向上が求められます。オーチスは、これまでに培った専門知識を生かし、世界的に有名な造船会社、Meyer Group社と協力し、乗組員と乗客の期待に応える船舶を完成させました。


 

船舶の概要

  • 世界最大級の船舶
  • 客室: 2,500室
  • 規模: >182,000総トン以上
  • フロア数: 20デッキ
  • 長さ: 337m
  • 船梁: 42m
  • 最大搭乗人数: >5,000人以上
  • 建造所: Meyer Shipyards社
  • 場所: フィンランド、トゥルク / ドイツ、パペンブルク

特殊要件

海洋環境は常に変化するため、素材の耐久性が課題です。そのため、エレベーターには特殊な設計が必要とされます。乗組員や乗客に安全で効率的なサービスを提供するため、船舶用エレベーターの設計には専用のソフトウェアを利用します。海が激しく揺れた際には、船の専用エレベーターは過度な動きを感知して、あらかじめ決められたデッキに自動的に停止し、損傷を避けるようにプログラムされています。

船舶のエレベーターやエスカレーターは、通常のメンテナンス管理を行うことができません。エレベーターやエスカレーターをスムーズかつ安全に運転できるよう、船内のクルーはオーチスから特別なトレーニングを受け、日常点検や問題解決のために幅広い遠隔サポートを受けることができます。

オーチスのイノベーション

Meyer Shipyards社が納入した最初の4隻には、荷物モード、通路デッキモード、RFIDベースの優先サービスなどの特別な操作機能、エネルギー効率を高めるReGenドライブなどを設置しました。 その他の設備:

88 passenger elevators image 88人乗用エレベーター
24 maritime escalators image 海上用エスカレーター24基
8 freight lifts image 貨物用エレベーター 8基
emote support to perform routine checks and tackle issues image 日常点検や問題解決を支援する遠隔サポート
68 service elevators image サービスエレベーター 68基
6 handicapped lifts image 身障者用エレベーター6基
Elevator Management System image EMSパノラマTMエレベータ管理システム

オーチス、クルーズ船4隻に専用エレベーターとエスカレーターを190台以上設置

性能とスタイル

クルーズ船といえば、エレガント、洗練、スタイリッシュというイメージがあります。

一つひとつの船のディテールがその印象を左右します。オーチスは美観設計を重視し、エレベーターのカゴの内装から乗場ドアまでカスタマイズして、船のテーマやデザインとマッチさせました。

クルーズ船のエレベータ―やエスカレーターは、多くの人に利用されます。乗客用エレベータ―は、1日平均2,000回、利用されます。

この数字は、エレベーターとエスカレーターが、乗車体験と快適さ、そして乗務員のサービスの質において重要な役割を担うことを意味します。

特に、多数の乗客が乗船・下船する時などに需要がピークになります。

オーチス・マリン:海上分野における専門知識 

海上産業で100年以上の専門知識を備えたオーチス・マリンは、この分野における窓口です。

ほぼ全ての製品は、スペインのヴィーゴにあるオーチスの専門工場で生産されています。クルーズ船、フェリー、商船、洋上プラットフォーム、艦艇など、あらゆる海洋産業分野に対応しています。

造船所では、船舶の組み立てと並行しながら、作業員がエレベーターやエスカレーターの据付を行います。オーチス・マリンは、24時間365日、世界中でサービスを提供しています。また、ISO8383に準拠し、主要なクラスの認定を受けています。

ソリューション

海洋環境は常に変化するため、素材の耐久性が課題です。そのため、エレベーターには特殊な設計が必要とされます。その一例が基幹の機械部品である、操作ケーブルです。船舶用エレベーターでは、船が傾いた時のキズや破損を防ぐため、振動防止室内に設置するよう設計されています。

乗組員や乗客に安全で効率的なサービスを提供するため、船舶用エレベーターの設計には専用のソフトウェアを利用します。海が激しく揺れた際には、船の専用エレベーターは過度な動きを感知して、あらかじめ決められたデッキに自動的に停止し、損傷を避けるようにプログラムされています。ローリング(横揺れ)やピッチング(縦揺れ)の際に乗客がエレベータ―を利用している場合、船舶管理者がボタン一つで指定した出口デッキまでエレベーターを運行することが可能です。

船舶のエレベーターやエスカレーターは、通常のメンテナンス管理を行うことができません。エレベーターやエスカレーターをスムーズかつ安全に運転できるよう、船内のクルーはオーチスから特別なトレーニングを受け、日常点検や問題解決のために幅広い遠隔サポートを受けることができます。オーチス・マリンの専門チームが、世界中を飛び回り、高度なメンテナンス業務や技術支援のサービスを提供します。

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